【新唐人2014年6月2日】香港では、６月４日の直前の日曜日、恒例となっている天安門事件の追悼デモが開催されました。25周年となる今年は、酷暑の予報が出たにもかかわらず、例年より多い3000人が参加しました。大陸からの観光客はデモの迫力に圧倒されたようです。
香港の民主派団体が主催したデモは、６月１日の午後３時、出発しました。中国共産党の暴力に抗議する横断幕や戦車、棺おけが見られました。
シュプレヒコール、天安門事件の再評価を、虐殺の責任追及を、中国に民主を。
香港の高校生 陳さん
「一介の学生ですが、自分の声を発して、中国政府に香港人の心を伝え、過ちを認めさせたいです」
香港の大学生 蔡さん
「学生は民主と自由のため弾圧されました。だから立ち上がって、香港の自由のためにも、彼らの精神を受け継ぎたいです」
横断幕や響き渡るシュプレヒコールに、大陸の観光客は、圧倒されていました。
香港の高校生 陳さん
「悲しくて、さっき泣きました。中国のエリートが弾圧されたからです。22万人ですよ。つらいです。僕もデモに加わりたいです。共産党が嫌いだからです。悪行を尽くしてきた党です」
19歳 周さん
「デモ隊は数キロに達しますね。圧倒されます。国内では見られません」
杭州市 範さん
「（写真は？）記念ですよ」
「（初めて見ましたか？）はい、言論の自由ですね」
デモは午後５時、終点に着きました。主催者によると、参加者は3000人で例年より多いそうです。
香港支聯会 李卓人さん
「今年は25周年なので、新たな現象が見られました。まず中共は天安門事件の議論を封じています。犠牲者家族が北京にいけず、外国人記者も追い出されました」
デモ参加者の一部は広場に残り、集会を行いました。天安門事件を追悼するキャンドル集会は、今年、参加者がさらに増える模様です。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2014/06/02/a1113439.html（中国語）
（翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/李）
